IPOについて

IPO 少ない資金の投資初心者におすすめのローリスクハイリターン投資

投資初心者とチャート図

株式投資、投資信託、FX、仮想通貨、クラウドファンディング、不動産…。

投資の魅力は資産が増えることです。が、損をする可能性もあります。

株の取引で利益を出すということは「ひとよりも安く買い、ひとに高く売りつける」ことであり、自分にセンスがないと自覚している私はほとんど株取引をしません。理由は『損をする確率の方が高いから』

嫁様
日々あくせく働くサラリーマンがトレーダーの方々とお金の取り合いっこしてもトータルで勝てるわけがありません!
時間を味方に付ける積立NISAやiDecoといったほったらかしの長期投資ならプラスも期待できますね
はないっくん

「投資初心者におすすめのローリスクハイリターン投資」と呼ばれる『IPO投資』

2018年に生まれて初めて証券会社の口座開設をした完全素人の私も、IPO抽選を楽しんで2年が経過しました。

取引履歴を事実そのまま載せているように『IPO投資』も損失を出す可能性があります。私も何度も損しています。

一方で2年間のトータルは+150万円。

抽選に参加して結果を確認するときのワクワク感、当選すれば「どのくらい儲かるだろ~?」と妄想を楽しむ上場日初日のドキドキ感、当選に必要なのは「運力」という平等感、抽選に外れても1円も損しないお得感、そしてリスクは預けたお金がMAX2割程度減るだけと限定的なIPOにすっかりハマってしまいました。

投資初心者(私)が趣味として抽選を楽しみ、結果お金が増えるのは最高!!

そんな目線で「IPO投資」をご紹介させて頂きます。

この記事でご紹介すること

  • IPO投資とは
  • IPOの全例と結果(2019年)
  • 落選して失うものは無し(時間のみ)
  • IPOに当選するために
  • おすすめの証券会社
  • 代表的証券会社の特色とルール

IPO(新規公開株)とは

IPOとは未上場の株式会社が新規に証券取引所に上場する際、投資家に株式を取得させることを言います。新しく市場に公開するので「新規公開株」とも呼ばれます。

株式上場の際に、企業や既存株主が保有していた株が証券会社を通じて投資家に配分されます。

嫁様
東証1部上場、マザーズ、ジャスダック等。それらが証券取引所です。
企業にとっては資金調達、社会的地位向上のメリットがあります。
はないっくん

証券取引所に上場された後は、通常の株と同じく誰でも取引ができるようになります。

IPO投資とは

新規株式上場に先立って、企業は証券会社に新規発行株を委託します。証券会社は投資家に対してその株をいくらで売るかを決定します。これを「公募価格」と言います。

IPO投資家は決定した「公募価格」の新規未公開株に対して『株を購入する権利』を得るために抽選に参加します。見事当選した投資家は、市場で売買される前に「公募価格」で株を購入することができます。

その後株式が上場し、証券取引所で最初に取引された株価を「初値」と言います。

IPO投資とは、新規公開株に「公募価格」で購入するということの抽選に参加し、当選したら購入し、上場後の「初値」で売却。その差益を得ることを言います。

ココがポイント

「初値(市場でみんなが初めて買う株価)」ー「公募価格(当選してお得に買えた株価)」=「利益」

例えば抽選に参加、当選し公募価格3,000円(必要資金300,000円)で新規公開株を購入することができたとします。初値が6,000円(600,000円)になれば、初値で2倍で売れたことになり差額3,000円(300,000円)が利益となります。

初値が付いた瞬間に百戦錬磨の投資家の方々のトレード対象になるので、上下激しい値動きとなります。投資初心者はトレードに巻き込まれる前にサクッと売却して利益を確定させる「初値売り」が推奨されています。

2019年、2020年IPO全例結果

嫁様
そんなおいしい話があるわけないでしょう。損をすることもあるのでは?
そのとおりです。私も何度も損しています。直近2年の全例を見てみましょう
はないっくん

2019年

上場日 銘柄 公募価格 初値 損益
2/13 エスコンジャパンリート投資法人 101,000円 972,000円 -3,800円
2/13 エネクスインフラ投資法人 92,000円 88,300円 -3700円
2/22 識学 1,800円 4,550円 +275,000円
2/26 リックソフト 4,000円 9,050円 +505,000円
2/27 東海ソフト 1,500円 2,872円 +137,200円
2/28 フロンティアインターナショナル 2,410円 2,715円 +30,500円
2/28 スマレジ 1,370円 3,225円 +185,500円
3/5 日本国土開発 510円 624円 +11,400円
3/12 ダイコー通算 1,540円 1,732円 +19,200円
3/12 サンケイリアルエステート 100,000円 97,000円 -3,000円
3/13 サーバーワークス 4,780円 18,000円 +1,322,000円
3/14 エヌシーエヌ 800円 1,214円 +41,400円
3/15 カオナビ 1,980円 3,970円 +199,000円
3/18 共栄セキュリティーサービス 2,100円 2,866円 +76,600円
3/19 ミンカブ・ジ・インフォノイド 1,050円 1,400円 +3,500円
3/19 コプロ・ホールディングス 2,090円 2,395円 +30,500円
3/19 KHC 850円 832円 -1,800円
3/20 ギークス 1,930円 2,900円 +907,000円
3/25 gooddaysホールディングス 2,280円 5,200円 +292,000円
3/28 日本ホスピスホールディングス 1,000円 1,466円 +46,600円
3/28 フレアス 1,850円 4,045円 +219,500円
3/28 NATTY SWANKY 3,270円 3,930円 +66,000円
3/29 Welby 5,200円 18,030円 +1,283,000円
3/29 エードット 1,110円 2,453円 +134,300円
4/3 東名 3,290円 4,205円 +91,500円
4/8 ヴィッツ 2,650円 6,100円 +345,000円
4/24 ハウテレビジョン 1,210円 3,745円 +253,500円
4/25 トビラシステムズ 2,400円 5,420円 +302,000円
4/25 グッドスピード 1,400円 1,750円 +35,000円
5/30 バルテス 660円 1,820円 +116,000円
6/4 大英産業 1,520円 1,330円 -19,000円
6/12 ユーピーアール 3,300円 4,000円 +70,000円
6/19 日本グランデ 750円 752円 +200円
6/19 Sansan 4,500円 4,760円 +26,000円
6/20 ピアズ 3,620円 5,500円 +188,000円
6/21 ブランディングテクノロジー 1,740円 4,825円 +308,500円
6/25 インフォネット 1,490円 3,430円 +194,000円
6/26 ヤシマキザイ 1,280円 1,450円 +17,000円
6/27 あさくま 1,250円 1,834円 +58,400円
6/27 新日本製薬 1,470円 1,664円 +19,400円
6/28 リビン・テクノロジーズ 3,900円 9,000円 +510,000円
7/5 フィードフォース 1,150円 2,760円 +16,1000円
7/18 Link-U 2,820円 5,760円 +294,000円
7/24 ビーアンドピー 2,000円 2,400円 +40,000円
7/29 ブシロード 1,890円 2,204円 +31,400円
7/31 ツクルバ 2,050円 2,050円 ±0円
8/9 ステムリム 1,000円 930円 -7000円
9/12 ピー・ビーシステムズ 1,380円 1,950円 +57,000円
9/19 サイバー・バズ 2,300円 4,000円 +170,000円
9/19 アミファ 660円 910円 +25,000円
9/20 ギフティ 1,500円 1,880円 +38,000円
9/24 Chatwork 1,600円 1,480円 -12,000円
9/26 HPCシステムズ 1,990円 1,870円 -12,000円
10/1 パワーソリューションズ 2,000円 5,110円 +311,000円
10/2 レオクラン 2,700円 2,920円 +22,000円
10/8 AI CROSS 1,090円 1,800円 +71,000円
10/8 HENNGE 1,400円 2,001円 +60,100円
10/9 アンビスホールディングス 2,800円 4,260円 +146,000円
10/18 ワシントンホテル 1,310円 1,462円 +15,200円
10/18 浜木綿 2,120円 2,950円 +83,000円
10/24 インティメート・マネージャー 1,900円 4,000円 +210,000円
10/25 BASE 1,300円 1,210円 -9,000円
10/28 セルソース 2,280円 6,020円 +374,000円
10/29 ジェイック 4,750円 10,320円 +557,000円
10/30 恵和 770円 1,026円 +25,600円
11/1 ダブルエー 4,690円 4,680円 -1,000円
11/21 トゥエンティフォーセブン 3,420円 3,800円 +38,000円
12/2 名南M&A 2,000円 2,900円 +90,000円
12/10 ALinkインターネット 1,700円 4,020円 +232,000円
12/10 テクノフレックス 900円 1,062円 +16,200円
12/10 SOSiLA物流リート投資法人 10,300円 112,500円 +9,500円
12/11 マクアケ 1,550円 2,710円 +116,000円
12/12 メドレー 1,300円 1,270円 -3,000円
12/16 JMDC 2,950円 3,910円 +96,000円
12/16 ベース 4,700円 9,050円 +435,000円
12/16 ランサーズ 730円 842円 +11,200円
12/17 ウィルズ 960円 4,535円 +357,500円
12/17 フリー 2,000円 2,500円 +50,000円
12/18 BuySell Technologies 1,930円 3,720円 +179,000円
12/18 JTOWER 1,600円 2,620円 +102,000円
12/18 ユナイトアンドグロウ 1,270円 3,205円 +193,500円
12/19 ランディックス 1,630円 3,660円 +203,000円
12/19 SREホールディングス 2,650円 2,475円 -17,500円
12/20 INCLUSIVE 2,110円 4,535円 +242,500円
12/20 スペースマーケット 590円 1,306円 +71,600円
12/20 カクヤス 1,600円 1,866円 +26,600円
12/23 global bridge HOLDINGS 2,690円 4,020円 +133,000円
12/25 WDBココ 1,530円 3,400円 +187,000円
12/25 AI inside 3,600円 12,600円 +900,000円
12/26 スポーツフィールド 2,730円 8,500円 +577,000円

2019年IPO結果

  • 2019年に実施されたIPOは90回。
  • 初値が公募価格を上回ったのは77回。
  • 初値が公募価格を下回ったのは12回。
  • 引き分け(公募同値)1回。
  • 勝率85.5%。

2019年に最も利益が出たIPOはサーバーワークス(4434)。公募価格4,780円に対し初値18,000円。当選したひとは初値売りで一撃1,322,000円の利益が出ています。

2020年

2020年は94回のIPOが行われました。全ての抽選結果をそれぞれの記事にまとめています。

株チャートを見つめるサラリーマン
2020年IPO当選 収益まとめ(画像付)+1,244,500円

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2020年IPO結果

  • 2020年に実施されたIPOは94回。
  • 初値が公募価格を上回ったのは71回。
  • 初値が公募価格を下回ったのは22回。
  • 引き分け(公募同値)1回。
  • 勝率75.5%。

2020年は新型コロナによる株価大暴落のあおりを受け、2月~4月は公募割れが多く発生しました。それでも年間を通すと勝率75%超え。

2020年に最も利益が出たIPOはヘッドウォーターズ(4011)。公募価格2,400円に対し初値は28,560円。なんと当選したひとは初値売りで一撃2,616,000円の利益。24万円が285万円に化けています。

直近5年の勝率は?

2016年~2020年と直近5年間の勝率です。

回数 結果 勝率
2016年 83回 67勝15敗1分 80.7%
2017年 90回 82勝8敗 91.1%
2018年 90回 80勝9敗1分 88.8%
2019年 90回 77勝12敗1分 85.5%
2020年 94回 71勝22敗1分 75.5%

抽選に参加し当選することさえできれば、初値売りすることで高い勝率の投資であることがお分かり頂けると思います。

IPOのデメリット

勝率が高いとはいえ、良いことばかりではありません。先にデメリットから。

滅多に当選しない

一撃数十万~100万オーバーの利益が出るIPOはまさにプラチナチケット。

わずかな当選本数に「どうしても手に入れたい!」と応募が殺到するため、当選確率は極小になります。

数万円前後の利益が見込める程度のIPOでも、当選確率は1%を切ります。

嫁様
抽選参加可能な証券会社から数百回申込み落選を繰り返し、やっと1回当選する感覚です。
落選しまくるので「心が折れる」のと、抽選申込に要した時間(1分程度)が無駄になります。
はないっくん

損を出すこともある

投資なので損が出ることもあります。

私の2年間の経験の中で最大の損失は2020年3月9日上場のフォーラムエンジニアリング(7088)。

夕日を背景に思索する男女
IPO 平幹事みずほ証券でも当選のフォーラムエンジニアリングは厳しい?

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公募価格1,310円に対し初値1,030円。マイナス28,000円の損失となりました。

フォーラムエンジニアリング当選

フォーラムエンジニアリング約定

初値が公募価格を下回ることを「公募割れ」と言います。IPO投資には公募割れで損をするリスクがあります。

嫁様
公募割れ=わざわざ抽選に参加し当選して喜んでひとより割高で株を購入し、損をすることなので、けっこうショックを受けます

IPOのメリット

私自身はデメリットよりもメリットが上回ると思っています。

当選すればハイリターン

2020年で一撃50万円以上のリターンがあったIPOは8つ。

プラチナチケット

  • コマースOneHD(4496)公募1,600円 初値6,970円 +537,000円
  • アイキューブドシステムズ(4495)公募3,120円 初値9,430円 +631,000円
  • トヨクモ(4058)公募2,000円 初値9,020円 +702,000円
  • グラフィコ(4930)公募4,090円 初値9,560円 +537,000円
  • ヘッドウォーターズ(4011)公募2,400円 初値28,560円 +2,616,000円
  • アースインフィニティ(7692)公募1,970円 初値10,410円 +844,000円
  • ビートレンド(4020)公募2,800円 初値10,010円 +721,000円
  • カッコ(4166)公募2,020円 初値7,890円 +587,000円

IPO投資にチャレンジした2年の経験の中で、私は一撃50万円以上のプラチナチケットに当選したことはありません。

最大の利益はSMBC日興証券で当選したアクシス(4012)。

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公募価格1,070円に対し初値5,700円。463,000円の利益になりました。

リターンが10万円程度のIPOであれば、コンスタントに当選することができています。

2020年で最もマイナスとなったIPOは新型コロナの大混乱真っただ中の3月30日に上場したニッソウ(1444)の公募3,750円、初値2,800円、マイナス95,000円です。

当選した際に得られる利益に対してリスクは限定的。ローリスクハイリターン投資と言えます。

落選してもお金は1円も減らない

嫁様
IPO投資は魅力手なのはわかったけど、抽選に参加して落選すればペナルティがあるんじゃないの?
ご安心ください!IPO抽選に参加することにお金はかかりません!落選しても1円も減ることなくお金が返ってきます!!
はないっくん

例えば当選を夢見て購入する『宝くじ』であれば、落選すれば購入費用分は損をします。

IPOは抽選に参加するために前受け金は必要ですが、抽選に参加し当選しなければ全額そのまま戻ってきます(後述しますが、参加するIPOの公募価格分の資金を入金する必要がある証券会社と、一切不要の証券会社があります)。

抽選に参加し、当選すれば(購入する権利を得れば)本当に購入するか決め、購入申し込みをすることができます。

落選しても失うものなし

落選してもお金はそっくりそのまま戻ってくる。「買えない」だけ

特別な知識やトレードの経験は必要なし

株の取引きで利益を出す、ということはひとより安く株を買い、高く売ることです。

投資の初心者は短期トレードでは高い確率で損をすると思います。

抽選で当選し割安の公募価格で株を購入し、初値が付いた瞬間に売却する「初値売り」は、熟練の投資家と一切トレードをせずに利益を確定させる行為なので、特別な知識や経験を必要としません。

またIPO投資は確立された投資法なので、IPOが発表されれば初値を予想するサイトがたくさんあります。初値が公募価格を上回る予想がされているIPOに参加すれば、基本的には「公募割れする地雷IPO」を避けることができます。

もちろん「初値売りしなけりゃ良かった~!!」というパターンもあります。経験した最たるはマクアケの当選200株。

マネックス証券で当選したマクアケの取引履歴

マクアケマネックス当選

マクアケマネックス取引履歴

大和証券で当選したマクアケの取引履歴

マクアケ大和当選

マクアケ大和取引履歴

公募1,550円に対し初値2,710円、初値売りで116,000円×2の利益となりましたが、数か月後には株価10,000円を超えました。初値で売却せずに所有を続けていれば、200万円以上の利益が出ていたわけですが「タラレバ」です。

嫁様
初値で高騰してそのあとずっ~と下落し続ける銘柄も多くあります。
目利きができないうちは機械的に利益を確定させる「初値売り」が良いと思います!
はないっくん

 

IPOに当選するためには

嫁様
IPOが初心者にも魅力的なローリスクハイリターン投資というのはなんとなくわかったけど、そもそも当選するのかな?
ハイ。IPO投資は大人気のため、抽選に申し込みが殺到しなかなか当選しません。当選するためにはそれなりの努力が必要です。
はないっくん

IPO株を入手する方法として、「裁量配分」「抽選配分」があります。

裁量配分

裁量配分は証券会社の店頭で株取引を行う顧客に対し、各証券会社担当者の裁量でIPO株を振り分ける方法

抽選配分

抽選配分はネット証券を中心に申し込みに対してコンピューターで機械的、平等に抽選し、当選者を決める方法

それなりに潤沢な資金と店頭での取引実績を持った、いわゆる「お得意様」でなければ裁量配分でIPO株を得るのは難しいでしょう。

私のようにIPO投資に投じることができる資金が限られている庶民投資家は、資金の多寡に関係なく機械的、平等に抽選されるネット証券で抽選配分を狙ってWEB申し込みをすることになります。

抽選配分で大切なのは「運力」です。

少しでも当選確率を上げるためには、できる限り多くの証券会社で証券口座を開設し、IPOのネット抽選に参加するしかありません。

嫁様
要は、数打てば当たる作戦です。資金力の差を物量作戦で凌駕!!
ブログ管理人は18証券60口座からIPO抽選に申し込んでいます。
はないっくん

IPOにおすすめの証券会社

IPOに当選するためには多くの証券会社で口座開設をし、ひたすら申し込む物量作戦が基本戦略となることに間違いはありません。

ですがそうは言っても資金が潤沢でない庶民投資家は、限られた資金を最大限有効活用するために、IPO当選の期待値の高い証券会社から優先的に申し込みしていくという考え方も必要になります。

IPO取扱数

IPOを多く取り扱っている証券会社=IPO抽選に参加し当選するチャンスが多い証券会社です。

2019年IPO取扱数TOP5

  • 1位.SBI証券(82社)
  • 2位.SMBC日興証券(61社)
  • 3位.みずほ証券(54社)
  • 4位.マネックス証券(45社)
  • 5位.大和証券(43社)

口座開設数

口座開設数が多い=IPO抽選申し込みをするライバルも多い証券会社です。

口座開設数TOP7

  • 1位.SBI証券(482万)
  • 2位.野村證券(465万)
  • 3位.SMBC日興証券(345万)
  • 4位.大和証券(333万)
  • 5位.楽天証券(302万)
  • 6位.マネックス証券(183万)
  • 7位.みずほ証券(125万)

抽選方式

証券会社が配分された株数100%のうち、どのくらいをネットで平等に抽選してくれるかでも大きく当選確率が変わってきます。

2019年IPO取扱数TOP3社の例

  • 1位.SBI証券・・・約50%をネット抽選(35%を完全抽選、15%をIPOチャレンジP抽選)
  • 2位.野村證券・・・約10%をネットで完全平等抽選
  • 3位.マネックス証券・・・100%をネットで完全平等抽選

例えば私が2019年に主幹事の大和証券で当選したJTOWER。

JTOWER当選画像

このとき野村證券は29,800株を割り当てられていますが、ネットで完全平等抽選されたのは10%の2,900株(当選本数29枚)。

一方マネックス証券は8,900株を割り当てられています。

割り当てられた株の数は野村よりも少ないですが、8,900株そのままネットで100%完全平等抽選してくれていますので、当選本数は89枚。マネックス証券のほうが当選期待が高いことになります。

嫁様
もちろん当選期待が最も高いのは主幹事ですが、マネックス証券は多くのIPOで「平幹事の中では最も当選期待の高い証券会社」になります。

同一資金重複申込可能かどうか

IPO時、いくらで何株申し込むかを証券会社に対して申告することをブックビルディング(需要申告)と言います。

「もし当選したら購入します」という予約のようなもので、予約の積み上げにより公募価格を正式決定します。

厳密には異なりますが「需要申告する」=「抽選申し込みする」という理解で良いと思います。

複数のIPO抽選に申し込む際、それぞれの銘柄の資金が証券口座に必要な証券会社と、同一の資金で複数の銘柄に抽選申し込みができる証券会社があります。

同一資金重複申込可能の証券会社

  • IPO【A】必要資金15万円
  • IPO【B】必要資金20万円
  • IPO【C】必要資金30万円

資金30万円でABCのIPO抽選に申込むことができる

同一資金重複申込不可の証券会社

  • IPO【A】必要資金15万円
  • IPO【B】必要資金20万円
  • IPO【C】必要資金30万円

ABCのIPO抽選に申込むにはそれぞれの資金(合計65万円)が必要

嫁様
IPOが重なってきたら、それぞれの資金を用意するのは厳しくなるのでは…。
ハイ。でも自分が悩まされる=競争者が少なくなるとも考えられるので、一概にデメリットとも言えません。
はないっくん

0円申し込み可能かどうか

証券会社の中には、IPO抽選申し込み時に資金は不要で、当選したら初めて入金し購入申し込みをすればOKというルールを採用している会社も多いです。

資金0円で抽選申込みが可能の証券会社

  • 野村證券
  • 岡三オンライン証券
  • 松井証券
  • むさし証券
  • ライブスター証券
  • DMM.com証券
  • エイチエス証券 等

当選したら期日までに入金し購入申し込みすればOKです。

未成年口座

IPOに当選するためには多くの口座から申し込み当選確率を少しでも上げる「物量作戦」が基本戦略。

配偶者がいらっしゃるご家庭はご夫婦で、お子様がいらっしゃるご家庭はお子様の未成年口座も開設してIPO抽選申し込みをすれば、単純に当選確率が2倍、3倍、4倍になります。

未成年口座は親権者の責任でIPO抽選申し込みを行います。

未成年口座開設可能&IPO抽選参加可能の証券会社

未成年口座開設可能&IPO抽選参加可能の証券会社

  • SBI証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • 大和証券
  • ライブスター証券
  • 松井証券
  • 岡三オンライン証券
  • エイチエス証券
  • auカブコム証券

4人家族の我が家では上記全ての証券会社で4口座開設し抽選申込しています。

代表的証券会社の特色を3社抜粋

IPOを扱う証券会社にもそれぞれ特色があります。簡単に3社ご紹介します。

SBI証券

SBI証券は主幹事となることが非常に多い証券会社です。IPO取扱数NO1。IPO投資を行う上で口座開設必須の証券会社です。

抽選ルールはお金持ちに有利な「申込口数に対しての抽選方式」となっており、少ない資金で通常抽選での当選は期待薄です。

庶民は厳しい!

軍資金300万円の私が30万円の株に応募できるのは10口であるのに対し、軍資金1億円の旦那様が30万円の株に応募できるのは33口なので、当選確率に33倍の差が出る。この場合の私の当選確率は旦那様の1/33。

それを救済するのがIPOチャレンジポイント。

抽選される15%の当選分はIPOチャレンジポイントが多い順に配分される仕組みです。

1回落選する毎に1ポイントポイントがもらえます。落ち続けても粘り強く抽選申し込みを続けていれば(制度が変わらない限り)いつか必ず当選できる仕組みになっています。

SBI証券は未成年口座開設&IPOにネット申込みが可能なので、我が家では自分と妻様に加え、長男、長女と計4口座開設し、IPOに申し込み、ひたすらポイントを貯めています。

マネックス証券

主幹事はあまりありませんが、平幹事は非常に多いマネックス証券。

IPO抽選ルールは申込口数に対してではなく、申込口座に対して行います。つまり1人1票。

嫁様
お金持ちの1口座も庶民の1口座も平等。資金の多寡に関係なく「運力」で戦える完全平等抽選です。

マネックス証券はIPO投資と非常に相性の良い『立会外分売』も取り扱っています。

私はIPOで拘束されている資金で、勝率の高い立会外分売でコスコス稼ぐ、という手法をとっています。

マネックス証券も未成年口座開設&IPOにネット申込みが可能なので、我が家では4口座でIPO抽選申込みを続けています。

松井証券

主幹事はあまりありませんが、平幹事は非常に多いです。

完全平等抽選です。さらに申込時に資金が必要ありません(入金0円で申込できます)。

抽選で当選した場合、必要資金を入金し購入する、という流れです。

松井証も立会外分売を取り扱っており、高い当選率で重宝しています。

松井証券も未成年口座開設&IPOにネット申込みが可能なので、我が家では4口座でIPO抽選申込みを続けています。

IPO抽選に参加し売却する流れ

IPO抽選に参加し、初値で売却するまでの流れです。

step
1
証券会社の口座を開設する

step
2
資金が必要な証券会社であれば必要資金を入金する

step
3
IPOのスケジュールを確認し、抽選参加したいIPOに申込む

step
4
抽選結果を確認する(落選ならここで終了)

step
5
購入申込みをする

step
6
(初値で)売却する

嫁様
現実的には「抽選申込み→落選確認」を淡々と繰り返す単純作業です
「当選」の文字が確認できればテンション上がりますよ!
はないっくん

まとめ

IPOの仕組みとその魅力を自分の経験に基づきご紹介させていただきました。

IPO投資とは

  • 企業が新規上場する際に公募価格で株を購入し、市場で売却することにより差益を得ること
  • 直近5年の勝率(初値が公募を上回る)は75~90%
  • 滅多に当選しない。当選しても損をすることもある
  • 当選すればハイリターン。落選してもお金は戻ってくる
  • 当選確率を上げるためには物量作戦。できるだけ多くの口座から申込む必要がある

投資は熟練者と素人、資産家と庶民で大きな差が付きます。その差を埋めるのは困難です(私は無理でした)。

ですが機械的に抽選が行われるネット抽選であれば「ただのくじ引き」で運の要素が強いので、初心者でも利益の出しやすい投資だと思います。そして抽選に外れても失うものはネット申込みに要した数分程度。

私自身がIPO投資歴2年の初心者ですが、引き続き趣味と投資を兼ね備えたIPO抽選を愉しみます。

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