2020年57回目参加のIPO。ダイレクトマーケティングミックス(7354)抽選結果。
- SBI証券でどのくらい補欠当選がもらえるか?
- 岡三オンライン証券で初めての落選以外の結果が見たい!
当選を目指すというより別の愉しみを(勝手に)見出して参加した抽選結果のご報告です。
ダイレクトマーケティングミックスのIPO
ダイレクトマーケティングミックスはコンサルティング事業、人材派遣事業、マーケティング事業を行う企業です。
10月5日東証一部に上場します。公募価格は2,700円。
当選株数9,022,700株(90,227本)と、かなりの大型IPOです。公募無しで売り出しのみ。公募価格も仮条件上限で決まらず。直近IPOで同じように大規模・公募無しだった雪国まいたけは公募2,200円に対し初値2,100円と公募割れの結果を残しています。
上場日前後の地合いで公募割れも数万円程度の利益も見込める『Dランク』IPOです。
2証券8口座からちょい申込みした結果
どのレベルで参加するべきか非常に悩ましいIPO。
私は当選辞退でペナルティが無い証券会社でも、当選したら購入するスタンスです。「辞退したらツキが逃げるかも」というオカルトな理由ですが笑。
30口座から全力申込みをぶちかませば、それなりの高確率で当選をもらえる気がします。でももし1,000株当選して初値が2,400円だったらそれだけでマイナス30万円。わざわざ抽選に申込んで損をするのは避けたい…。
でも需給的に不安があるだけで、ダイレクトマーケティングミックスが行う事業自体には魅力も成長性も感じられます。案外3,000円くらいで寄る気もします。
ただコロナ禍によりまた地合いが不安定になっています。本当に当日の丁半博打?
う~んどうするか…。
悩みに悩んだ末、結局SBI証券のIPOチャレンジポイント狙いの100株申込みと、岡三オンライン証券からの申込みのみに留めました。

抽選結果
- 岡三オンライン証券 落選
- SBI証券(主幹事)落選
前受け金不要の岡三オンライン証券。岡三証券が幹事のIPOで委託幹事となるため、抽選に参加する機会は非常に多く、私もいつも申込みをしています。
が、2年間ほぼ毎回申込んできて、これまで落選以外の結果を受けたことがありません。岡三証券に割り当てられる株数自体が少なく、その少ない当選本数目がけて前受け金不要で申込みができるため、おそらくとんでもなく高い抽選倍率なのでしょう。
まあ、IPOで落選は当たり前です。岡三オンライン証券に限らず、野村・松井・楽天・東京東海・むさし・ライブスター…。私はこれらの証券会社からの当選経験はまだありません。
申込みの手間を考えるとビミョーですが、資金0円で参加できることに間違いはないのでこれからも落選以外の結果を期待して申込みを続けていきます。
そしてSBI。
毎回4口座申込みを続けてきて感じることは、微妙なIPOでは主幹事、平幹事問わずSBI証券では補欠当選を多くもらえるということ(繰り上がったことは一度もない)。
今回のIPOは大型のため、平幹事でもSBI証券の予想当選本数は970本とされていて、それなりの数があります。正直、4口座申込みで1口座くらいは補欠当選に引っかかると思っていました。
公募割れを警戒し2証券8口座からちょい申込みをし、全て落選という結果となりました。

これで2020年のIPO戦績は57回参加し当選7(辞退1)落選50。
25日は当選したまぐまぐとI-neが上場し初値が付きました。
まぐまぐは公募価格810円に対し暴騰。3400円の初値が付きました。こちらは手堅く初値売りで+259,000円(税引前)(後場4,030円まで続騰したときはしまった~と思いましたが結果オーライ)
I-neは大失敗!2,890円の公募価格に対し初値3,250円。初値売りは我慢しましたがちょっと下落した時に怖くなり3,520円、3,550円で売ってしまいました。+63,000円と+66,000円。
そしてその後STOP高…。私のような初心者には、売り時が本当に難しいです。
経験を積んだトレーダーの方は運に頼るIPO当選よりもセカンダリーや日々の取引で大きな利益をあげているのでしょう。投資初心者の私にはそれは無理なので、IPOの初値(近辺)売りでコツコツとお小遣いを稼ぎます。