2021年29回目のIPO。ステラファーマ(4888)抽選結果。
公募割れが懸念されるいわゆる『赤字バイオ』。抽選回避した投資家の方も多いハズ。
愛好家の私は果敢に当選を目指しほぼ全力申込みした抽選結果のご報告です。
ステラファーマのIPO
ステラファーマはBNCT(ホウ素中性子補足治療法。ガンの治療である放射線治療の一種)で使用されるホウ素薬液を製造、開発するバイオ企業です。
4月22日東証マザーズに上場します。公募価格はお安い460円。
規模が大きめの赤字バイオです。仮条件も想定価格を下回りました。初値高騰はまず考えられず、当選し初値売りして数千円~1万円の利益が出れば大勝利?レベルの『Dランク』IPOだと思います。
7証券20口座からほぼ全力申込みした結果
IPO抽選に参加を続けてまだ2年ですが、バイオといえば2019年9月上場のステムリムを思い出します。
この頃はまだ当選経験を少なく、当選するだけで有頂天でした。そして結果はさっくり公募割れ。

バイオのIPOは上場時に高騰しませんよね。多くは赤字で研究開発費の資金調達のために上場しますし、そのあとの新薬の開発が約束されているわけではないから。
昨年12月に上場した同じような規模のファンペップの健闘(公募650円に対し初値715円)には驚きました。でも2021年4月時点の株価は500円を下回っています。そして地合いはそのときよりも不安定。
バイオのことは全く分かりませんが、今回のステラファーマも公募割れのリスクがあるIPOです。多くのIPO投資家の方が、抽選参加を見合わせたと思います。
私もどうしよっかな~と悩みましたが、460円と買いやすい価格です。
ネット抽選組の私は当選したとしても100株とか200株です。だったら仮に公募割れしても損は数千円。
(さすがに誠意買い価格423.2円で止まるでしょう!)
お祭りに参加したい!という理由だけで、いちよし証券のぞく7証券20口座から全力申込みしました。
抽選結果
- 岩井コスモ証券・・・2口座からBB申込済
- 楽天証券・・・4口座からBB申込済
- SMBC日興証券・・・2口座から申込み、補欠という名の落選
- SBI証券・・・4口座から申込み、落選
- CONNECT・・・2口座から申込み、落選
- 大和証券・・・4口座から申込み、落選
- みずほ証券(主幹事)・・・2口座から申込み、落選
『公募割れするかもしれないのに全力申込みする自分って…。』『大量当選したらどうしよう?』的なスタンスでいたのですが、補欠にひっかかることもなくストレートの落選という結果となりました。
意外なのはみずほ証券。ちょっとでもビミョーなIPOだと、みずほは補欠を多く出す傾向があると思っていましたが、今回それもなし。個人的感覚ですが、けっこう倍率は高かったのでは?

これで2021年のIPO戦績は29回参加し当選2、落選27(補欠=落選と仮定)となりました。
テスホールディングスを区切りとして、IPOラッシュがいったん終了します。早く次が発表されないかな~と楽しみに待ちます。
